制作実績をクローズドにしている理由

おかげさまで様々な案件をいただくようになって、自身がやりたいデザインにより近くことができています。 特に、ナショナルブランドの案件は、非常にやりがいもあり、また、実績となることでデザインにおける信用度や信頼度が高まる結果となりました。 できることであれば営業ツールとして大体的に宣伝したいところではありますが、タイトルの通り、制作実績をクローズドにしなければならない理由があります。 一デザイナーとしてもそうですが、事業を行うビジネスパーソンとして、クローズドにしている理由を挙げてまいります。

1.著作権の問題

デザイン業務をするに当たり、契約書を締結することは必須の条件です。 また、契約書には大抵記載があるのがこの、著作権という文言。 このデザイン(制作物)は誰のものかを明記していることになるのですが、大抵は依頼者=クライアント側にあることが多いです。 それを無視して、私が作りました=私のものです。と、振る舞うのは、この著作権の条項に反している可能性が高いと考えております。 誰が作った、作っていない、というトラブルは未然に防ぎたいものです。 制作実績をクローズドにしている一つ目の理由です。

2.NDA(機密保持契約)の問題

UI(ユーザーインタフェース)UX(ユーザー体験)デザインをするようになってから、SaaS型のサービスやIoT、to C向けのアプリ開発に携わる機会が圧倒的に増えました。 サービスをローンチするにあたり、深くクライアント様のサービスを知る必要がある分、クライアント様の戦略、内部情報に触れる機会が増えてきます。 経営社視点でいえば、事業の要。 一デザイナーではあるものの、一経営者として、自らの事業の要となる情報が知らぬ間に出てしまったら・・・。 契約を結んでいるから、という理由だけでなく相手(クライアント)方の立場になって考えると、自ずとクローズドにする気持ちが芽生えます。

3.クローズドではあるが、なぜ公開する事にしたか

デザイナーとして活動を続ける以上、自分の実績を伝えることは自ら営業し続ける点で必要であること、自己PRのアイテムです。 これまでは、PDFや経歴書、紙にまとめ、ブラッシュアップを重ねる度に、端的に要点のみ説明してきました。

ただ、UX=ユーザー体験に関わる部分までデザインするようになってきた今、より自らが提供できるサービスを明確に伝える必要がある。と、感じつつあります。 このサイトを構築する戦略を立て、ターゲットユーザーにやってきたことを伝えていくのも一つのUIUXデザインと感じています。 しかし、実績をそのまま載せるのは、著作権や守秘義務に関わる可能性が高い。 なので、制作実績はクローズドにしています。